スカイキャロット展望ロビー

〔東京/三軒茶屋〕

11月3日祝日の文化の日は都内では三軒茶屋のキャロットタワーと六本木ヒルズといった高い建物からちょうどダイヤモンド富士が見える日となる。どちらに行こうか迷ったが、六本木ヒルズは現在は屋上のスカイデッキへの立ち入りが出来ないのと結構な入場料がかかるので今回はキャロットタワーに行くことにした。ちなみにキャロットタワーはうれしいことに世田谷区が運営しているので無料で展望ロビーに入場が可能となる。入場料の高さもさることながら肝心の撮影場所の高さに関しては六本木ヒルズは53階に展望フロアがあるのに対しキャロットタワーの展望ロビーは約半分の26階となってしまう。ただ立地が世田谷区にあり首都高や246号線から見ている感じだと周辺にあまり高い建物もなく富士山まで抜けて見えそうなので問題なさそうだと考え向かうことにした。よく考えたら比べているのが高さではチャンピオン級の六本木ヒルズで26階も結構な高さである。

建物は目立つので普段結構いろんな場所から見えていたが、実際に中に入るのは今回初めてとなるが特に迷うことなく展望ロビーに到着した。

本日のダイヤモンド富士になる予定時刻は16時35分ごろなので余裕をもって15時ごろ到着したが例の如く多くの方々がすでに窓側にスタンバイしていた。比較的スペースがあったので何とか場所を確保して三脚の準備をしていると横にいた同じく撮影に来られてかたに「展望ロビーなどは三脚禁止なところが多いのに三脚OKだったら持ってくればよかったな。」などと世間話とともに話しかけられた。特に禁止とも書いておらず他の方も皆三脚を立ててスタンバイしていたのでおそらくOKポイのだが何より通常展望ロビーが三脚NGだとは知らなかった。よく考えれば室内でさらにこんな高いところからダイヤモンド富士を鑑賞するなど初めての経験だとふと気づいた。今後展望ロビーの撮影ではそのようか事も気にしようなどと考えながらほどなく準備が終了したのだが、11月というのに非常に暑くさらに強烈な日差しで結構な眩しさが続きダイヤモンド富士までの待ち時間が非常につらい状況となった。

さらにのども乾いてきたのだが展望ロビーには喫茶スペースはあるけど自動販売機がなく我慢しなければならなかった。次回からは飲み物も持参しようと考えながら1時間半ほど逆光気味で眩しさ全開の眼下に広がる街並みの景色を眺めながら時間をつぶした。

そんな感じで天気のほうは心配ない様子だったこともありダイヤの時間が近づくにつれ多くのギャラリーが集まり、後ろでこの後夕食に何を食べるか30分以上話し合っている家族などに囲まれながら無事にダイヤモンド富士山も現れ目的の写真を収めることが出来た。

焦点距離:150mm 絞り:F16 シャッター:1/50秒